今回は英語学習のモチベーションの高め方について解説します。
それは、「問題をやりがいのある課題に言い換える」ということです。
例えば、今TOEIC400点しかないなら、もしTOEIC200点あげることができたら、課長の昇進条件に当てはまる。
などです。
この場合、TOEIC400点しかないという問題を、TOEIC200点アップで課長の昇進条件クリアというやりがいのある課題に言い換えていますよね。
このように、モチベーションを高めることができます。
今回は、英語でスピーキング(話す)、ライティング(書く)、リスニング(聞く)、リーディング(読む)ができないビジネスマンの問題を考え、やりがいのある課題に言い換えてみます。
目次は次の通りです。
・英語学習のモチベーションの高め方
先日次のようなツイートをしました。
問題をやりがいのある課題に言い換える
— 颯 Sou@作曲家×Webクリエイター (@sou_universe) March 29, 2020
問題が発生したというと、やる気がうせてしまいます。
やりがいのある課題が発生したというと、がんばろうと思えます。
例えば、不具合発生の問題が生じたとき、この問題を解決すれば不良率が1%減り、利益が増えるというやりがいのある課題としてとらえます。
問題を、やりがいの課題に言い換えるということでモチベーションを上げることができます。
いくつか例を見ていきましょう。
・英語のスピーキングができない
英語でプレゼンをしてほしいと上司に言われた場合ですが、問題は英語が話せないということです。
この問題をやりがいのある課題に言い換えてみます。
・英語を話せるようになったら、海外旅行をもっと楽しむことができる。
・英語を話せるようになったら、外国の同僚と仲良くすることができる。
・英語を話せるようになったら、外国人のガールフレンドやボーイフレンドを持つことができる。
つまり、やりがいのある課題に言い換えていますよね。
・英語のライティングができない
仕事で海外の取引先とメールで連絡しますが、日本語か、もしくはぎこちない英語でやりとりをしています。
できれば、きっちりした英語のライティングをしたいという問題があります。
これをやりがいのある課題に言い換えてみます。
・英語のライティングができれば、海外の友人とチャットを楽しむことができてグローバルな友達を持てる。
・英語のライティングができれば、翻訳の業務ができて給料がアップする。
・英語のライティングができれば、外国人に手紙を送ることができる。
このあたりでしょうか。
つまり、やりがいのある課題に言い換えていますよね。
このように英語学習のモチベーションを高めることができます。
・英語のリスニングができない
海外から英語で電話がかかってきますが、なんと話しているか分かりません。
ここでの問題は、英語を聞くことができないということです。
それでは、やりがいのある課題に置き換えてみます。
・英語を聞くことができたら、海外のニュースを聞くことができ、海外の情勢を知ることができる。
・英語を聞くことができたら、映画を字幕ありで見ることができ、役者のリアルな声を聴くことができる。
・英語を聞くことができたら、外国人のお話を聞くことができ、グローバルな友達を持てる。
このように、やりがいのある課題に置き換えることができます。
・英語のリーディングができない
会社で海外の雑誌を読み漁り、海外の動向としてまとめないといけないですが、速読ができず時間が足りません。
この場合の問題は、英語を速く読むことができないということです。
これをやりがいのある課題に言い換えたいと思います。
・英語のリーディングができると、海外の論文を読んで、先端の知識を得ることができる。
・英語のリーディングができると、海外の雑誌を読んで、海外のトレンドを知ることができる。
・英語のリーディングができると、手紙を読むことができる。
このあたりでしょうか。
TOEICテスト対策・まとめ
英語学習のモチベーションの高め方は、
・問題をやりがいのある課題に言い換える
ということです。
つまり、問題をクリアするとどんなメリットがあるのかを考えるということです。
この考え方は、英語学習のモチベーションを高める上で役に立つと思います。
参考になれば幸いです。